そんなにも美味なのか?

今日は休みなので、心ゆくまで昼寝をすることができて、とてもありがたい気分だ。 仕事の夢を見た。夢の中では、直接私が企業に出向いて契約の交渉をしていた。 担当者を説得してなんとか契約にこぎつけようと必死だった。 担当者はぼんやりしている初老の男の人で、私にも、おやつをわけてくれた。 ティッシュでくるんであったそれを開くと、中から黄色いタブレットがひとつ出てきた。 「これはほんまにうまいで」 しみじみと、その初老の担当者は言った。 ふと、女子社員が明治製菓のハイレモンの箱を手に持っているのが見えた。 彼女はハイレモンをひとつひとつティッシュにくるんで、社員に配っていたのだ。真っ白いティッシュからハイレモンの黄色がうっすら透けて見えていた。

「ああそれにしてもうまい。うまいなあ」 涙ぐみながらその初老の担当者は、じっくりとハイレモンを味わっていた。 どうやら彼の頭の中には、ハイレモンのことしかないようだった。 果たしてこの人から契約がもらえるのだろうか? 私は、少し不安な気持ちになっていた。

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